米国株式市場:様子見姿勢が強まるなか、NYダウ3日ぶり反落、ナスダックは小幅6日続伸

株式

2024/1/15 7:46

 前週末12日の米国株式は、NYダウが前日比118.04ドル安の3万7592.98ドルと3日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同2.575ポイント高の1万4972.760ポイントと小幅に6日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億145万株、ナスダック市場が47億108万株だった。

 12月PPI(米卸売物価指数)が前月比0.1%下落し、市場予想平均の同1.3%上昇に反して下がり、インフレへの過度な警戒感が後退した。ただ、バイデン米大統領は11日、米英両軍がイエメンの武装組織フーシに対し、商船攻撃への報復として軍事拠点を攻撃したと発表。紅海情勢の不安定化が懸念されたほか、3連休となることもあり、様子見姿勢が強まった。NYダウ採用銘柄では、ユナイテッドヘルスやウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、ボーイングなどが値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末12日の大阪取引所清算値比65円安の3万5545円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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