日経平均は159円高と3日ぶり反発、上げ転換後は総じて堅調=18日前場

 18日前場の日経平均株価は、前日比159円26銭高の3万5637円01銭、TOPIX(東証株価指数)は同5.75ポイント高の2502.13ポイントとともに3日ぶりに反発して取引を終えた。朝方は売りが優勢となったものの、上げに転じた。株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに、上昇幅を広げる展開となり、日経平均は午前11時ちょうどには同250円34銭高の3万5728円09銭を付けた。その後も、総じて堅調に推移した。東証プライム市場の出来高は7億2889万株、売買代金は2兆879億円。騰落銘柄数は値上がりが975銘柄、値下がりは622銘柄、変わらずは60銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち17業種が上昇、16業種が下落している。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が上昇。TOPPAN<7911.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も高い。AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株も堅調。三陽商<8011.T>、ゴールドウイン<8111.T>などの繊維株や、三井倉HD<9302.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株もしっかり。一方、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株が下落している。

 個別では、日コンクリ<5269.T>、ホーチキ<6745.T>、ビーウィズ<9216.T>、パソナ<2168.T>、ニチレキ<5011.T>などが上昇。半面、新日科学<2395.T>、さくら<3778.T>、JIA<7172.T>、円谷FH<2767.T>、野村マイクロ<6254.T>などが下落している。

提供:ウエルスアドバイザー社

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