日経平均は561円高と4日ぶり大幅反発、3万6000円台乗せ=19日前場

 19日前場の日経平均株価は、前日比561円24銭高の3万6027円41銭、TOPIX(東証株価指数)は同21.86ポイント高の2513.95ポイントと、そろって4日ぶりに大幅反発して取引を終えた。現地18日の欧米株高を受け朝方から買いが先行。午前9時38分には日経平均が同610円06銭高の3万6076円23銭と、取引時間中としては2日ぶりに3万6000円台を回復した。その後も、総じて堅調に推移した。1月第2週(9-12日)の投資部門別の株式売買状況で、海外投資家が現物株を2市場(東京、名古屋)合計の金額ベースで9557億円を買い越していたことも、安心感を誘ったもよう。東証プライム市場の出来高は7億8985万株、売買代金は2兆4832億円。騰落銘柄数は値上がりが1083銘柄、値下がりは506銘柄、変わらずは69銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち27業種が上昇、6業種が下落している。オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、ソニーG<6758.T>、村田製<6981.T>などの電気機器株が上昇。バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も高い。三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>などの卸売株や、KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も堅調。SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株や、リクルートH<6098.T>、セコム<9735.T>などのサービス株もしっかり。一方、ブリヂス<5108.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株や、東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株が下落している。

 個別では、タツモ<6266.T>、泉州電業<9824.T>、ベル24HD<6183.T>、SREHD<2980.T>、日東紡<3110.T>などが上昇。半面、TOYO<5105.T>、さくら<3778.T>、サッポロHD<2501.T>、DDグループ<3073.T>、力の源HD<3561.T>などが下落している。

提供:ウエルスアドバイザー社

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