日経平均は146円高、反発も週末要因などで取引終了にかけ上げ幅縮小=2日後場

 2日後場の日経平均株価は、前日比146円56銭高の3万6158円02銭、TOPIX(東証株価指数)は同5.64ポイント高の2539.68ポイントと、そろって反発して取引を終了した。米国株高を受け朝方から買いが先行。堅調な値動きが続き、日経平均は午前10時53分に、同429円63銭高の3万6441円09銭を付けた。後場に入り、株価指数先物にまとまった売りが出たことをきっかけに、上げ幅を縮小する場面がみられた。現地2日の米1月雇用統計の発表を控えることや週末要因から、ポジション調整の売りも出ていたもよう。東証プライム市場の出来高は17億6861万株、売買代金は4兆6801億円。騰落銘柄数は値上がりが843銘柄、値下がりは759銘柄、変わらずは56銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち16業種が上昇、17業種が下落した。バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、コナミG<9766.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株が上昇。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株も高い。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、SUMCO<3436.T>、三和HD<5929.T>などの金属製品株も堅調。ソニーG<6758.T>、村田製<6981.T>などの電気機器株や、東電力HD<9501.T>、中部電力<9502.T>などの電気ガス株もしっかり。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株が安い。

 個別では、日テレHD<9404.T>、ITM<2148.T>、ネクソン<3659.T>、テレビ朝日H<9409.T>、TBSHD<9401.T>などが上昇。半面、あおぞら<8304.T>、山陽特鋼<5481.T>、ドリームI<4310.T>、JVCケンウッド<6632.T>、Eガディアン<6050.T>などが下げた。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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