タムロンが急騰し昨年来高値、自己株取得枠の設定や株式分割を材料視

株式

2024/2/9 16:40

 タムロン<7740.T>が急騰。790円高の6530円を付け、1月29日の昨年来高値5830円を大きく更新した。8日引け後、自己株取得枠を設定と株式分割の実施を発表し、材料視された。

 自己株取得枠は、上限40万株(自己株を除く発行済み株式数の1.89%)・20億円。取得期間は2月9日から3月31日まで。株主還元の充実、資本効率の向上および機動的な資本政策の遂行を図るため自己株の取得を決めた。

 株式分割は、6月30日(同日は株主名簿管理人の休業日のため実質的には6月28日)を基準日、7月1日を効力発生日として1株を2株に分割するとした。

 同時に発表した24年12月期の連結業績は、売上高755億円(前期比5.7%増)、営業利益143億円(同5.1%増)を予想。配当は、第2四半期末50円(前期実績35円)、期末80円(1対2の株式分割を考慮した前期実績は67.5円)の合計130円(同102.5円)を計画している。

 9日の終値は、前日比440円高の6180円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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