16日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、150円ちょうど近辺で神経質な展開か

為替

2024/2/16 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=149円50銭-150円80銭

 16日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=150円ちょうどを意識しながら神経質な展開とみる。米国時間のドル・円は米1月小売売上高が市場予想を下回ったことで米長期金利が低下し、ドル売り・円買いが優勢となった。小売売上高が弱かったのは寒波の影響で、米消費は依然堅調との見方があり、さらにドルを売るような展開は想定しにくい。ただ、きょうは週末で動きにくいうえ、米1月PPI(生産者物価指数)の発表を控えて見送りムードも強まりやすく、日本株や米長期金利の動向をにらみながら方向感の乏しい展開が予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:対外・対内証券売買契約、12月第三次産業活動指数

北米:米1月PPI(生産者物価指数)、米1月住宅着工件数、米2月ミシガン大学消費者態度指数

欧州:英1月小売売上高

その他:ロシア中銀が政策金利を発表、中国が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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