日経平均、89年末以来の史上最高値更新―終値3万9098円

株式

2024/2/22 15:01

 日経平均株価が22日、史上最高値を更新した。終値は前日比836円高の3万9098円と、1989年12月29日の3万8915円87銭を大幅に上回った。

 この日は日本時間早朝に発表された米エヌビディアの好決算を受けて、半導体関連株に買いが広がった。円安で自動車や電機、機械なども高く、日経平均が初めて3万9000円を突破した。

 日銀が金融政策の引き締めを急がないとみられる中で、企業の好調な業績や、資本効率を改善する動きが外国人投資家に好感されている。昨年末比の日経平均の上昇率は17%となった。

 市場では相場の強さや来年度の業績拡大期待を背景に、日経平均が近く4万円の大台に乗せる期待も強まっている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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