28日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、狭いレンジでもみ合いか

為替

2024/2/28 8:33

ドル・円予想レンジ:1ドル=149円80銭-150円80銭

 28日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=150円台でもみ合いとみる。前日の米国時間は弱い経済指標を受けてドル売り・円買いがやや優勢となったものの、ボウマンFRB(米連邦準備制度理事会)理事から早期の利下げ観測をけん制する発言が聞かれ、ドル・円の下値は限られた。きょうも米国ではFRB高官による発言機会が多い上、29日に発表を控える米1月PCE(個人消費支出)デフレーターを前に様子見ムードが強いとの見方があり、日経平均株価や日米の長期金利に目立った動きがみられない限り、ドル・円は狭いレンジで動意の乏しい展開が続きそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:12月景気動向指数・改定値

アジア太平洋:豪1月CPI(消費者物価指数)、ニュージーランド中銀が政策金利を発表、香港10-12月期GDP(域内総生産)確定値、台湾が休場

北米:米10-12月期GDP(国内総生産)改定値

欧州:ユーロ圏2月消費者信頼感指数

その他:ロシア1月失業率、G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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