(再送)日経平均は101円安と3日続落、プライム値下がり銘柄は7割近い=13日後場
13日後場の日経平均株価は、前日比101円54銭安の3万8695円97銭と3日続落。TOPIX(東証株価指数)も同8.73ポイント安の2648.51ポイントと3日続落した。朝方は、現地12日の米国株高を受け買いが先行したものの、戻り待ちの売りが強まった。外国為替市場で円がドルやユーロに対し円高方向に振れたこともあり、指数は下げに転じた。手がかり材料に乏しいなか、後場に入り底堅い展開から下げ幅を縮小する場面もみられたが、戻りは限られた。プライム市場の出来高は16億4871万株。売買代金は4兆4428億円。騰落銘柄数は値上がり468銘柄に対し、値下がりが1141銘柄と7割近い。変わらずは47銘柄だった。
業種別では、33業種のうち23業種が下落、10業種が上昇した。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株が下落。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、アステラス薬<4503.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株も安い。SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、伊藤忠<8001.T>、三井物産<8031.T>などの卸売株も軟調。ガンホー<3765.T>、コナミG<9766.T>などの情報通信株や、イオン<8267.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株も弱い。一方、東電力HD<9501.T>、中部電力<9502.T>などの電気ガス株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株が上昇した。
個別では、ソースネクス<4344.T>、三井ハイ<6966.T>、キヤノ電子<7739.T>、ストライク<6196.T>、サンアスタ<4053.T>などが下落。半面、極東証券<8706.T>、さくら<3778.T>、Gunosy<6047.T>、FFJ<7092.T>、川田TECH<3443.T>などが高い。
提供:ウエルスアドバイザー社
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