15日の東京株式市場見通し=反落後はもみ合いか

国内市況

2024/3/15 7:47

 予想レンジ:3万8500円-3万8900円(14日終値3万8807円38銭)

 15日の東京株式は反落後、もみ合いか。きのう14日の日経平均株価は、朝安後に上げ転換して取引を終えたが、現地14日の米国株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなりそう。売り一巡後は、手がかり材料に乏しいなか、週末要因や、来週18-19日に開催される日銀金融政策決定会合を控え、様子見姿勢が強まる場面も想定される。日銀がマイナス金利政策を解除する可能性が高まっており、上値の重しとして意識されそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の前半(14日は147円86-88銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の前半(同161円69-73銭)と、やや円高方向にある。

 14日のADR(米国預託証券)は円換算値で、LINEヤフ<4689.T>、ローム<6963.T>、東エレク<8035.T>などが14日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比300円安の3万8290円だった。(高橋克己)

15日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 1月第三次産業活動指数

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米3月NY連銀製造業景気指数、米2月輸出入物価

・22:15 米2月鉱工業生産・設備稼働率

・23:00 米3月ミシガン大学消費者信頼感指数

・中国MLF(中期貸出制度)金利

・決算発表=(欧州)ヴォノヴィア

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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