10日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

2024/4/10 7:47

 予想レンジ:3万9500円-3万9800円(9日終値3万9773円13銭)

 10日の東京株式は、軟調な展開か。日経平均株価は、きのう9日に大幅続伸した反動から、売り先行スタートが見込まれる。引き続き、現地10日の米3月CPI(消費者物価指数)の結果を確認したいとして、様子見姿勢が強まるとみられ、積極的な売買は限られそう。消去法的に、短期的な資金が値動きの軽い中小型株に向かう場面がありそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の後半(9日は151円90-91銭)、ユーロ・円が1ユーロ=164円台の後半(同164円86-90銭)と小動き。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、LINEヤフ<4689.T>、TDK<6762.T>、三菱商<8058.T>などが、9日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比190円安の3万9600円だった。(高橋克己)

10日の主な経済指標・スケジュール

・ 8:50 3月国内企業物価指数

・決算発表=7&iHD<3382.T>、ABCマート<2670.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米3月CPI

・米10年国債入札

・日米首脳会談

・韓国市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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