<米国株情報>ニコラ、上場廃止回避のため株式併合の承認を要請

株式

2024/4/12 10:11

 電動トラックベンチャーのニコラ<NKLA>は10日、株式併合を次期株主総会で承認するよう要請していることを明らかにした。

 二コラは最低10株、最大30株を1株に併合したい考え。これにより普通株式数が10億-16億株減少する。株式併合を行うと株数が減少し、下がり過ぎた株価が適正な価格に引き上げられる効果がある。ナスダックでは30営業日連続で1ドル割れとなった場合、6カ月以内に10営業日連続で1ドル以上とならなければ上場廃止基準に抵触する。二コラの株価は23年末から30営業日連続で1ドルを割り込でおり、これまでのところ、1ドルを維持できたのは4月5-9日の3営業日が最長となっている。

 一方、株式併合は管理コストの低減なども見込めるものの、株式数の減少で流動性の低下も懸念され、10日の株価は前日比0.26ドル安の0.72ドルと反落した。

 同社は23年4月から6月にかけても1ドル割れが30営業日以上継続したが、この時は株価が回復し、上場廃止を回避できた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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