日経平均は117円高と4日ぶり反発、戻り期待の買いに支えられたもよう=18日後場
18日後場は日経平均株価が、前日比117円90銭高の3万8079円70銭、TOPIX(東証株価指数)が同14.30ポイント高の2677.45ポイントといずれも4日ぶりに反発して取引を終えた。現地17日の米国株安を受け、朝方は弱い動きが続いた。ただ、日経平均はきのうまでの3日間で1500円を超える下落幅となっていたこともあり反発。手がかり材料に乏しいものの、午後2時34分には、同254円95銭高の3万8216円75銭を付ける場面もみられるなど、戻り期待の買いに支えられたもよう。東証プライム市場の出来高は15億2028万株、売買代金は4兆590億円。騰落銘柄数は値上がりが1396銘柄で全体の8割を超え、値下がりは224銘柄。変わらずは32銘柄だった。
業種別では、33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落。ゴルドウイン<8111.T>、デサント<8114.T>などの繊維株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>の空運株が上昇。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、三菱UFJ<8306.T>、みずほ<8411.T>などの銀行株も高い。三井金<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も堅調。ニッスイ<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株や、東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気・ガス株もしっかり。一方、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、三井不<8801.T>、菱地所<8802.T>などの不動産株が下落した。
個別では、テラスカイ<3915.T>、ヨシムラFH<2884.T>、セルソース<4880.T>、サイゼリヤ<7581.T>、八十二銀<8359.T>などが上昇。半面、ACCESS<4813.T>、ヒトコムHD<4433.T>、朝日インテク<7747.T>、富士フイルム<4901.T>、小田急<9007.T>などが下落した。
(写真:123RF)
提供:ウエルスアドバイザー社
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