<米国株情報>エヌビディアが大幅安、ポートフォリオ見直しの時期との見方―スーパー・マイクロも急落

株式

2024/4/22 10:15

 半導体メーカーのエヌビディア<NVDA>が19日、前日比で10%超下落し、一時756.06ドルと2月22日以来の安値を付けた。終値は同10.00%安の762.00ドル。時価総額は前週だけで約3000億ドル減少した。

 また、19日はエヌビディアのGPU(グラフィックスプロセッシングユニット)サーバーを販売する大手スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が20%超急落し、2月21日以来の安値を付けた。終値は同23.14%安の713.65ドルで、S&P500の構成銘柄の中で最大の下げとなった。

 スーパー・マイクロは19日、24年6月期第3四半期(1-3月)の発表日を4月30日と公表したが、事前の速報値を開示しなかったことが売り材料視されたとの見方がある。同社は1月29日に第2四半期(23年10-12月)の決算を発表しているが、この時は事前に強気の速報値を開示していた。

 市場では、急騰していた半導体セクター全体の一種の巻き戻しで、ポートフォリオの見直し時期に来ているとの指摘がある。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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