日経平均は189円高と反発、ジリ高基調でプライム値上がりは1200銘柄超=9日前場

 9日前場は日経平均株価が、前日比189円73銭高の3万8392円10銭と反発、TOPIX(東証株価指数)も同20.62ポイント高の2727.05ポイントと上昇した。きのう8日に大幅下落した反動で買い先行スタート。日経平均は、買い一巡後に下げ転換する場面もみられたが持ち直した。午前11時20分には、同193円56銭高の3万8395円93銭を付けるなど、ジリ高基調で前場の取引を終えた。東証プライム市場の出来高は8億4103万株、売買代金は2兆2378億円。騰落銘柄数は値上がりが1227銘柄、値下がりは369銘柄、変わらずは55銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落した。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、ヤマハ<7951.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株が上昇。横河ブHD<5911.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株や、AGC<5201.T>、特殊陶<5334.T>などのガラス土石株も高い。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株も堅調。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株もしっかり。一方、東電力HD<9501.T>、関西電<9503.T>などの電気・ガス株や、野村<8604.T>、丸三証<8613.T>などの証券商品先物株が安い

 個別では、コーセー<4922.T>、USS<4732.T>、長瀬産<8012.T>、アイモバイル<6535.T>、アルプス物<9055.T>などが上昇。半面、レノバ<9519.T>、ヤマトHD<9064.T>、ローム<6963.T>、太陽誘電<6976.T>、世紀東急<1898.T>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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