米国株式市場:雇用に対するひっ迫感が後退、NYダウ7日続伸、ナスダックは3日ぶり反発

株式

2024/5/10 7:46

 9日の米国株式は、NYダウが前日比331.37ドル高の3万9387.76ドルと7日続伸、ナスダック総合指数が同43.509ポイント高の1万6346.265ポイントと3日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億9086万株、ナスダック市場が42億9307万株だった。

 米週間の新規失業保険申請件数が、季節調整済みで23万1000件となり市場予想平均の21万2000件よりも悪かった。失業件数の増加を受け、雇用に対するひっ迫感が後退。FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに動きやすくなるとの期待感が台頭し、株価を押し上げた。NYダウ採用銘柄では、ホーム・デポやキャタピラー、ゴールドマン・サックスなどが値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比395円高の3万8435円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ