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    <新興国eye>前週のロシアRTS指数、米国の対ロ制裁やシリア情勢悪化で3週続落=BRICs市況

    2018年04月16日 10時03分

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     前週(9-13日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の13日終値が前日比1.83%安の1104.51と反落し、前週比でも10.7%安と大きく値を下げ3週続落となった。

     週明け9日の指数は11.4%安と14年以来4年ぶりとなる過去最大の下げ幅を記録した。米国が6日に、ロシア企業12社と7人の民間人、17人の政府高官などを対象とした新たな制裁措置を発動したことや、化学兵器を使用したシリアのアサド政権へのミサイル攻撃の可能性が高まったことから全面安となった。個別銘柄ではアルミ地金生産で世界最大手UCルスアルや金鉱山大手ポリウス・ゴールド、鉄鋼・石炭大手メチェルが一時、20%以上も急落した。

     翌10日以降も値を下げ11日まで4日続落した。10日も売り圧力が強まったが、シリア情勢の悪化でブレント原油先物が供給懸念から1バレル=71ドルに急騰したことや、トランプ米大統領が中国との貿易摩擦を平和的に解決する意向を示したことで下げ幅を縮めた。11日は買いが先行したものの、トランプ米大統領がシリアへのミサイル攻撃に関する声明文を発表したことで売り優勢となった。

     12日は懸念された米国によるシリアへのミサイル攻撃がすぐには起きないとの観測やルーブル高を受け、買い戻し優勢に。

     週末13日はロシア政府が米国など西側への制裁措置を準備していると伝えられたことが嫌気され、売り優勢となった。

     今週(16-20日)のロシア市場は引き続きシリア情勢や対ロ制裁、原油価格、ルーブル相場の動向などが焦点となる。この他、相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表の予定は16日の3月鉱工業生産や18日の3月小売売上高、3月失業率など。原油価格に影響を与える17日の米石油協会(API)と18日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1050-1150ポイントの動きが予想される。

    <関連銘柄>

    RTS連動<1324.T>、iSエマジン<1582.T>、iS新興国<1362.T>、WTI原油<1671.T>、ガス<1689.T>、原油<1690.T>、野村原油<1699.T>、iエネルギー<2024.T>

    提供:モーニングスター社

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