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株式
<米国株情報>米ウォルマート、印オンライン小売りフリップカートの過半数株取得の可能性
2018年04月17日 10時08分
小売り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズ<WMT>は、インドのオンライン小売り大手フリップカートの過半数の株式(51%以上)の取得を目指して協議を進めており、関係者によると、6月末までに100億-120億ドルで取得する見通しだ。米経済専門テレビ局フォックス・ビジネス(電子版)などが前週、関係者の話として伝えた。
ウォルマートは今月初め、フリップカートの株式取得でデューディリジェンス(企業や資産の調査・確認手続)を終えており、フリップカートの経営支配権を獲得することで、インドのオンライン小売市場でシェアを拡大している米オンライン小売り大手アマゾン<AMZN>に対抗したい考えだ。ただ、交渉は継続中で、地元メディアはアマゾンもウォルマートに対抗してフリップカートに株式取得を提案する可能性を探っている、と報じていることから曲折が予想される。インドのオンライン小売市場は今後10年間で2000億ドル(約21兆4000億円)に拡大すると予想されている。
<関連銘柄>
NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信<1546.T>
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)<1547.T>
提供:モーニングスター社
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