株式新聞

2018年7月23日(月)

森六―炭素繊維で攻勢、為替前提1ドル=100円

1面注目株

2018/7/10 17:30

 自動車向けに需要拡大が期待されるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)で森六ホールディングス(4249、百株)の存在感が増してきそうだ。

 軽量で強度に優れたCFRPは、EV(電気自動車)の素材として自動車メーカーに採用され始めている。ただ、価格が高く、製造コストがかさんでしまう点がネックだ。そこで、使用後に破棄されることが多いCFRPの再利用の道が模索されている。

 森六は、炭素繊維のリサイクルを手掛けるカーボンファイバーリサイクル工業(=CFRI、岐阜県)に今年3月に共同出資した。CFRIは低コストで高品質の炭素繊維を回収する独自技術を確立。現在は量産化に向けた設備投資や研究開発の段階だが、潜在的な成長性は大きい。森六はリサイクルCFRPに独自の素材に組み合わせ、自動車部品として製品化することを目指している。

 森六は今3月期、連結営業利益87億円(前期比7.6%減)を計画。自動車分野のほか、医療用機能フィルムなどの新事業にも期待。為替前提が1ドル=100円と保守的なところも見逃せない。PER、PBR(株価純資産倍率)とも評価不足だ。

(渡邉 亮)

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(イメージ写真提供:123RF)

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