日経平均は125円高と反発し高値引け、上げ幅縮小後に一段高、円弱含みが支えに=27日後場

 27日の日経平均株価は前日比125円88銭高の2万2712円75銭と反発し、高値引け。朝方は、26日の欧州株式・NYダウの上昇や円高・ドル安一服を支えに買いが先行した。その後、円下げ渋りとともに中国・上海総合指数安が重しとなり、一時2万2593円20銭(前日比6円33銭高)まで上げ幅を縮小する場面があった。一巡後は、持ち直しの動きを強め、大引けにかけて一段高となった。日銀が午後2時に指定する利回りで無制限に国債を買い入れる「指し値オペ」を通知し、円相場が再び弱含んだこともあり、支えとして意識された。

 東証1部の出来高は13億8133万株、売買代金は2兆1679億円。騰落銘柄数は値上がり1398銘柄、値下がり623銘柄、変わらず80銘柄。

 市場からは「来週の日銀決定会合までは金融緩和策の一部修正思惑を引きずるだろうが、具体的なものは出ないとみられ、通過後は出尽くしになろう。結局は、決算中心の個別株物色に傾斜しよう」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株が上昇。国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、ブリヂス<5108.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株も買われた。日通<9062.T>、東武<9001.T>や、東京海上<8766.T>、第一生命HD<8750.T>などの保険株も高い。

 半面、野村<8604.T>、大和証G<8601.T>などの証券商品先物株が軟調。東レ<3402.T>、三陽商<8011.T>などの繊維製品株や、積水ハウス<1928.T>、鹿島<1812.T>、安藤ハザマ<1719.T>などの建設株も安い。

 個別では、ネットワン<7518.T>、岡部<5959.T>、日精線<5659.T>、日華化<4463.T>、システナ<2317.T>などの上げが目立った。半面、LIFULL<2120.T>、コア<2359.T>、インソース<6200.T>、MARUWA<5344.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が上昇した。

(イメージ写真提供:123RF)

提供:モーニングスター社

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