株式新聞

2018年8月15日(水)

堂々!勝負株 シュッピン(3179)

堂々!勝負株

2018/8/10 17:30

株価急落も成長期待は変わらず

シュッピン(3179、百株)を拾いたい。今3月期第1四半期(1Q)業績の伸び鈍化が嫌気されて株価が急落したが、中・長期の成長期待は変わらない。主力の中古カメラ販売ではニコン(7731)の大型商品投入で市場の活性化も期待される。

 1Qの営業利益(非連結)は3.5億円(前年同期比8.5%増)。前四半期(1~3月)の3.1億円は上回ったものの、伸び率は17.1%から縮小した。通期予想(18.4億円、前期比19.9%増)に対する進ちょく率が2割弱にとどまったこともあり、株価は売りに押された。

 増益幅が狭まった要因は、低採算の時計の売上ウエートが拡大したことに加え、物流倉庫の拡張や人員拡充に伴う費用も重しとなった。もっとも、売上が集中する年末に向けては業務効率化が見込まれるほか、新たに導入したEC(=Eコマース、電子商取引)向けアプリの効果も期待される。

 7月の売上高は前年同月比9.8%増と前月の伸び(16.3%)を下回ったが、これは前年にソニー(6758)がカメラの新製品を投入した影響で中古品販売が大きく伸びた反動によるもの。また売上高のうち、注力するEC部門は同19.2%増と前月の伸び(16.4%)を上回った。

 今後の注目材料は、ニコンが近く発売するフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラだ。ミラーレスカメラはソニーやオリンパス(7733)の後塵(こうじん)を拝してきたが、大型商品の投入で巻き返しが見込まれる。これまで使用してきたニコン製のレンズと互換するため、従来の一眼カメラからの乗り換えも進みそうだ。中古カメラ市場も活性化するだろう。

(渡邉 亮)

(イメージ写真提供:123RF)

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