<相場の読み筋>9月13日
2018/9/13 7:28
12日の米国株式は、NYダウが前日比27.86ドル高の2万5998.92ドルと続伸、ナスダック総合指数は同18.245ポイント安の7954.229ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了した。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億6414万株、ナスダック市場が22億8852万株。米ウォール・ストリート・ジャーナルの電子版は、トランプ米政権が中国との貿易問題で、閣僚級の協議を開催することを打診したと報道。米中間の貿易摩擦の緩和に向けた期待感が浮上した。NYダウ採用銘柄では、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスやオーイング、キャタピラーなどが買われ、同指数の上昇を支えた。一方、アップルは「iPhone(アイフォーン)」の新モデル3機種を発表したが、前日に大幅高となっていたことから、利益確定売りに押された。
13日の東京株式は、方向感の出づらい展開となりそうだ。手掛かり材料難のなか、あす14日には9月限先物・オプションのSQ(特別清算指数)値の算出を控えることもあり、模様眺めムードが広がることも想定される。消去法的に、値動きの軽い中小型株へ物色の矛先が向かいそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(12日終値111円48-49銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同129円29-33銭)と小動き。12日のADR(米国預託証券)は円換算値で、LINE<3938.T>、コマツ<6301.T>、ソニー<6758.T>などが、12日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比25円高の2万2645円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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