株式新聞

2018年11月17日(土)

<話題>2万3000円の岩盤突破に期待

株式

2018/9/14 18:00

 この週(10-14日)は、14日に日経平均株価が前日比283円高の2万3105円まで値を上げ、8月30日以来2週ぶりに2万3000円台を回復。5月21日の高値2万3050円を上抜いた。2万3000円台に突っかけたのは5月以降で4度目だが、果たして今回、この岩盤を突破しきれるだろうか。

 ここで、13日引け後に東京証券取引所が発表した9月第1週(3-7日)の投資部門別売買状況(2市場1・2部等)に着目すると、「海外投資家」が5280億円の売り越しだったのに対し、「個人」は3697億円、「事業法人」は401億円、それぞれ買い越し。いつか見たような状況だが、「海外投資家」が3450億円を売り越した8月第3週(13-17日)と酷似している。翌週に株価が上昇している点も同じだ。今回も恐らく、大きく売り越した「海外投資家」の買い戻しが相場の押し上げに働いている可能性が高い。

 外部要因に加え、台風21号や北海道胆振(いぶり)東部地震の景気への影響懸念から、9月第1週は日経平均の2万2000円割れが意識される展開。しかし、前回と1つ違ったのは、前回は「信託銀行」が165億円の売り越しだったのに対し、今回は288億円を買い越していたこと。先週、触れたように、9月に入って日銀のETF(指数連動型上場投資信託)買い入れが通常ペースに戻ったことで、「個人」も下がるほどに強気になれたのか。日経平均の下げが7日の2万2172円まででとどまり、下値の岩盤である2万2000円がらみを維持できたことが、この週の大きな反転につながったといえよう。

 世界貿易摩擦をはじめ、まだまだ出口の見えない不透明要因は多いが、株価の面ではそろそろ岩盤を突破するタイミングを迎えていることを願いたい。

提供:モーニングスター社

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