<相場の読み筋>10月10日
2018/10/10 7:28
9日の米国株式は、NYダウが前日比56.21ドル安の2万6430.57ドルと反落、ナスダック総合指数は同2.067ポイント高の7738.016ポイントと4日ぶりに反発して取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が8億567万株、ナスダック市場が24億2259万株だった。IMF(国際通貨基金)が9日に発表した世界経済見通しで、19年の米国は実質GDP(国内総生産)伸び率が前回7月時点の2.7%増から2.5%増に引き下げられた。米中の貿易摩擦激化による影響が警戒され、売りが優勢となった。NYダウ採用銘柄では、ダウ・デュポンやユナイテッド・テクノロジーズ、キャタピラーなどが値下がり率の上位に入っている。
10日の東京株式は、もみ合いとなりそう。日経平均株価は、25日移動平均線とのカイ離率が一時4.89%まで拡大していたが、足元での調整できのう9日には0.54%まで縮小。調整一巡感から、同線が意識される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半(9日終値は113円30-32銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同130円00-04銭)と円高方向にある。引き続き、為替動向に神経質な展開となることも予想される。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ソニー<6758.T>、ファナック<6954.T>、ホンダ<7267.T>などが、9日の東京終値に比べ安い。8日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比55円高の2万3525円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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