<NY株暴落でどうなる>「日経平均は200日線の攻防」松井証券・窪田氏

世界株安

2018/10/11 9:57

市場関係者コメント/松井証券 窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト

 NYダウの急落は、相対的に買われ過ぎていたハイテク株の巻き戻しという側面が強い。日本市場でもソフトバンクグループ(9984)などの動きに反映されている。

 米中間に貿易、為替をめぐる火種がくすぶる中、日本株も目先は日柄調整を余儀なくされるだろう。日経平均株価は9月中旬以降の上昇を既に失い、今後は200日移動平均線(2万2500円近傍)の攻防に入るだろう。

 業績面でも、安川電機(6506)が10日に今2月期の収益見通しを大幅に下方修正するなど警戒感が強まった。このため慎重になる向きも増えるとみられ、今後1カ月程度は2万2500円を中心とするボックス圏で推移するのではないか。

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