<米中間選挙>株高へ、日経平均2万3000円メド=三菱UFJモルガン証・三浦氏

米中間選挙

選挙

2018/11/7 16:54

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 投資ストラテジスト 三浦誠一氏―米中間選挙は上院で共和党が過半数を維持した一方、下院では民主党が多数派に返り咲いた。市場の想定通りの結果でイベントが通過し、今後は日経平均株価が緩やかに上昇するだろう。

 今回の選挙結果は世界の金融市場があらかじめ織り込んできたものだ。下院を民主が押さえたことで、確かに法案は停滞しやすい。ただ、一方では米景気の過熱感の抑制にもつながり、金利が高騰しにくくなる点は株式市場にとって好材料だ。

 日本企業の決算はおおむね堅調で、日経平均ベースのPERには割安感がある。為替も1ドル=113円前後の円安水準で推移していることを踏まえると、日経平均は目先の上昇が予想される。ただ、年央にかけてもみ合った2万3000円どころでは戻り売り圧力が強くなるだろう。

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