株式新聞

2019年6月27日(木)

来週の日本株の読み筋=堅調な動きか、悪材料への耐性が強まる

国内市況

株式

2019/1/11 17:18

 来週(15-18日)の東京株式市場で、主要株価指数は堅調な動きか。きのう10日引け後に中国関連の代表格である安川電機<6506.T>と、指数寄与度の高いファ-ストリテイリング<9983.T>が決算を発表した。前者は19年2月期の連結業績予想を下方修正し、後者は第1四半期(18年9-11月)の連結決算(IFRS)で減益に転じた。全体相場への影響が懸念されたが、11日はそれを跳ね返して両銘柄ともに上昇し、悪材料への耐性が強まりつつあるようだ。先の下落過程で景気悪化を先取りしてきたことで、アク抜けムードが広がる可能性がある。

 海外要因では、米中対立が依然懸念されるが、米中貿易協議を経てマーケットは通商問題について軟着陸への可能性を意識している。一方、15日には英国で欧州連合(EU)離脱案の採決が予定され、現状では可決のメドは立っていない。否決が即座に合意なき離脱を意味するものではないが、これをきっかけに円高が進めば、日本株には逆風になる。もっとも、株価調整が先行していたことにより、英国リスクの影響は限定的との見方もできそうだ。

 11日の日経平均株価は反発し、2万359円(前日比195円高)引け。10日の米国株高や円安・ドル高を受け、買いが先行した。主力株中心に物色され、上げ幅は一時220円を超えた。ファーストリテが大幅高したことも指数上昇に直結し、その寄与度は119円強に達した。市場では、「来週から米企業決算が始まるが、伸び率縮小への織り込みは進んでおり、株価面で期待が持てるのではないか」(中堅証券)との声が聞かれた。

 なお、スケジュール面では、国内で15日に昨年12月工作機械受注、16日に11月機械受注、18日に12月消費者物価指数などが発表される。海外では14日に中国12月貿易収支、15日に米12月生産者物価、16日に米12月小売売上高、17日に米12月住宅着工件数、18日に米12月鉱工業生産などが明らかにされる。

提供:モーニングスター社

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