株式新聞

2019年5月22日(水)

日経平均は163円高と3日ぶり反発、一時2万1500円回復、値上がり銘柄数1400超=15日後場

 15日後場の日経平均株価は前日比163円83銭高の2万1450円85銭と3日ぶりに反発。朝方は、円安・ドル高歩調を受け、買い優勢で始まり、上げ幅を拡大した。中国・上海総合指数高も支えとなり、前場終盤には一時2万1521円68銭(前日比234円66銭高)まで上昇する場面があった。一巡後、北朝鮮指導部が米国との非核化交渉の中断を検討しているとの報道でいったん円高・ドル安に傾き、後場寄り付き直後には上げ幅をやや縮小したが、影響は限定的だった。その後しばらく高値圏でもみ合い商状が続き、大引けにかけてはやや上値が重くなった。

 東証1部の出来高は14億8329万株、売買代金は2兆7889億円。騰落銘柄数は値上がり1434銘柄、値下がり634銘柄、変わらず68銘柄。

 市場からは「北の非核化交渉中断報道に対し、マーケットはあまり反応していない。一方、日銀が景気判断を下げたことで、決定会合後の会見で黒田日銀総裁が追加緩和に前向きな話をするのではないかとの期待感が残っている。ただ、米中交渉が難航し、米国株は上値が重く、来週は円高と相まって調整する可能性がある」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が堅調。任天堂<7974.T>、バンナムHD<7832.T>などのその他製品株や、東レ<3402.T>、デサント<8114.T>などの繊維製品株も高い。武田薬<4502.T>、小野薬<4528.T>などの医薬品株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も買われた。マルハニチロ<1333.T>、日水<1332.T>などの水産農林株も値を上げた。

 半面、川崎汽<9107.T>などの海運株が軟調。住友鉱<5713.T>、東邦鉛<5707.T>などの非鉄金属株も安い。

 個別では、三井ハイ<6966.T>、ソルクシーズ<4284.T>がストップ高となり、石川製<6208.T>、TATERU<1435.T>、青木あすなろ<1865.T>などの上げも目立った。半面、ヤーマン<6630.T>、鎌倉新書<6184.T>、ペッパー<3053.T>、正栄食<8079.T>、ミサワ<3169.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇した。

(イメージ写真提供:123RF)

提供:モーニングスター社

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