株式新聞

2019年5月22日(水)

来週の日本株の読み筋=上値の重い展開か、3月決算期末にらみ益出し警戒、外部要因に不透明感も

国内市況

株式

2019/3/15 17:21

 来週(18-20日、22日)の東京株式市場は、上値の重い展開か。3月決算期末をにらんで配当取りの動きが期待される一方、国内機関投資家などによる利益確定売りも警戒される。昨年3月の月中平均2万1395円や同月末の2万1454円よりも高い水準では益出しが増える可能性がある。ちなみに、この週は21日金曜日が春分の日の祝日で飛び石連休となるが、2000年以降の同様のケースは8回あり、騰落は4勝4敗。ただし、12年以降の3回はいずれも週末値が前週末値を下回り、分が悪い。

 外部要因にも不透明感が残る。貿易問題を巡る米中首脳会談が4月以降にずれ込む見通しだ。中国による知的財産権の侵害対策などで隔たりが埋まらず、調整が難航しているもようだ。市場では、「米中交渉が難航し、米国株は上値が重く、来週は円高と相まって調整する可能性がある」(銀行系証券)との声も聞かれた。また、北朝鮮指導部が米国との非核化交渉の中断を検討していると報じられ、地政学リスクも無視できない。19-20日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)などイベントも控えており、積極的には動きづらい。

 スケジュール面では、国内で18日に2月貿易統計、休日21日に統一地方選挙告示、22日に2月消費者物価指数など。海外では、FOMC以外で20日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長会見、21日にEU(欧州連合)首脳会議(22日まで)、米2月CB景気先行総合指数、22日に米2月中古住宅販売件数などが予定されている。

 なお、18日の日経平均株価は3日ぶりに反発し、2万1450円(前日比163円高)引け。円安・ドル高歩調を受け、買いが先行した。中国・上海総合指数高も支えとなり、上げ幅は一時230円を超えた。北朝鮮による非核化交渉中断との報道でいったん円高・ドル安に傾き、上げ幅をやや縮小したが、影響は限定的だった。

提供:モーニングスター社

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