株式新聞

2019年5月20日(月)

Ubicom、20年3月期も高成長目指す

株式

2019/5/16 10:01

 Ubicomホールディングス<3937.T>は15日大引け後、2019年3月期決算を発表した。

 連結売上高は35億5500万円(前年同期比10.8%増)、営業利益は5億6400万円(同75.1%増)、経常利益は5億9100万円(同66.4%増)、純利益は3億6800万円(同73.2%増)で、大幅増益となった。営業利益および経常利益においては過去最高益を5期連続で更新した。

 同社はフィリピン子会社を活用したソリューション開発のグローバル事業、レセプト(診療報酬明細)点検ソフトウエア開発などのメディカル事業を手掛ける。両事業で高収益ビジネスモデルを確立したことに加えて、グローバル事業では独自のコアアセットを活用し、大手インターナショナルカンパニー15社の新規顧客を獲得した。メディカル事業では戦略的新商品「Mighty Checker EX」のローンチが寄与し、市場が急拡大した。

 20年3月期は売上高40億2100万円(前期比13.1%増)、営業利益6億7100万円(同19.0%増)、経常利益7億1000万円(同20.1%増)、純利益4億4300万円(同20.3%増)と引き続き高成長を見込んでいる。さらに、先端技術・R&D投資や高度IT人材の増員など、21年3月期以降のさらなる成長を見据えた「戦略的投資」を吸収した上で、20年3月期と同様、期初計画を上回る業績推移を目指す構えだ。

 同社はグローバル事業においてフィリピン子会社に若い優秀なバイリンガルのITエンジニアを多数有する点が強み。現在、既存顧客だけでなく、新規顧客からの引き合いも増加している。こうした中で、20年3月期は同社が戦略的ドメインとして位置付ける顧客層(自動車、金融、医療、製造・ロボティクス)に対し、リーディングカンパニーへの導入実績を皮切りに横串的拡大を推進していく。

 また、メディカル事業については、新製品「Mighty CheckerEX」の販売に伴う「Mighty」シリーズの既存のストック型ビジネスの安定的な拡大のほか、医療データ分析など新しいサブスクリプションモデルの創出にも注力する。

 同社は各業界をリードする大手企業、ユニコーンとなりうるベンチャー企業との資本提携、Win-Winインベストメントモデルを推進しており、生体認証をよる本人認証・決済サービスを手掛けるLiquidとの資本・業務提携を実施した。現在もM&A(企業の買収・合併)を含めた複数の提携を検討しており、今後はオーガニックグロースに加え、さらに事業成長を加速していく考えだ。

提供:モーニングスター社

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