日経平均は328円高と大幅反発、米国株高で買い優勢、円安も支え=17日前場
17日前場の日経平均株価は前日比328円55銭高の2万1391円53銭と大幅反発。朝方は、買い優勢で始まった。堅調な米経済指標や企業業績を背景に16日の米国株式が上昇したことを受け、投資家心理が改善。円安・ドル高歩調も支えとなり、株価指数先物買いを交えて上げ幅を拡大し、前場終盤には2万2万1398円85銭(前日比335円87銭高)まで上昇した。
東証1部の出来高は6億3394万株、売買代金は1兆1696億円。騰落銘柄数は値上がり1789銘柄、値下がり291銘柄、変わらず60銘柄。
市場からは「きのう米国によるファーウェイへの事実上の輸出禁止措置に絡んだ売りは織り込まれ、きょうは週末で買い戻しが主導したが、上げ過ぎの感が強い。米中貿易問題は合意できにくく、ノーマークの中東情勢も警戒される。来週は下げから値固めの動きに移れるかどうかが注目される」(銀行系証券)との声が聞かれた。
業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、JXTG<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株が堅調。ニコン<7731.T>、オリンパス<7733.T>などの精密株や、任天堂<7974.T>、バンナムHD<7832.T>などのその他製品株も高い。ソニー<6758.T>、東エレク<8035.T>などの電機株も買われた。
半面、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株が安く、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株もさえない。
個別では、キャリアイン<6538.T>、オーケストラ<6533.T>、メック<4971.T>、邦チタ<5727.T>、東テク<9960.T>などの上げが目立った。半面、すてきN<8089.T>が連日のストップ安となり、チェンジ<3962.T>、マツオカ<3611.T>、ZOZO<3092.T>、山一電機<6941.T>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇した。
提供:モーニングスター社
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