日経平均は29円安と3日ぶり小反落、売り一巡後に上げ転換の場面も、上海株高など支え=21日後場

 21日後場の日経平均株価は前日比29円28銭安の2万1272円45銭と3営業日ぶりに小反落。朝方は、米中貿易摩擦の激化懸念から、21日の米国株式が下落した流れを受け、軟化した。その後、対ドルでの円弱含みを支えに、いったん持ち直したが、株価指数先物にまとまった売り物が出て下げ幅を拡大し、一時2万1160円43銭(前日比141円30銭安)まで下押した。一巡後は、中国・上海総合指数のプラス浮上や、時間外取引の米株価指数先物高を支えに切り返し歩調となり、後場の早い段階で上げに転じる場面もあった。日銀のETF(上場投資信託)買いも期待された。その後は、戻り売りに抑えられたが、下値は限定された。

 東証1部の出来高は12億5455万株、売買代金は2兆3313億円。騰落銘柄数は値上がり743銘柄、値下がり1320銘柄、変わらず78銘柄。

 市場からは「6月下旬の米中首脳会談までは方向性を決める答えは出ない。日経平均は引け値で2万1000円をキープし、下値は堅くなっているが、上を買う動きも期待できず、当分もみ合いだろう」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株が下落。国際帝石<1605.T>などの鉱業株や、JXTG<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も安い。近鉄エクス<9375.T>、住友倉<9303.T>などの倉庫運輸関連株や、東京海上<8766.T>、ソニーFH<8729.T>などの保険株も値を下げ、東エレク<8035.T>、ソニー<6758.T>、スクリン<7735.T>などの電機株も売られた。

 半面、TOYO<5105.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株が堅調。ソフバンG<9984.T>、NTTドコモ<9437.T>などの情報通信株や、JFE<5411.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株も買われた。

 個別では、セレス<3696.T>、SバリューH<1448.T>、MSJP<6539.T>、オプトラン<6235.T>、宮越HD<6620.T>などの下げが目立った。半面、ダントーHD<5337.T>、愛三工<7283.T>、杉本商事<9932.T>、キトー<6409.T>、すてきN<8089.T>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、24業種が下落した。

(イメージ写真提供:123RF)

提供:モーニングスター社

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