株式新聞

2019年8月21日(水)

明日の日本株の読み筋=もみ合い商状か、米中貿易問題の不透明感引きずる

国内市況

株式

2019/5/21 17:21

 あす22日の東京株式市場で、主要株価指数はもみ合い商状か。米中貿易問題に対する不透明感は引きずったままであり、積極的な売買は期待しにくい。米政府は20日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)への輸出を事実上禁止する制裁措置の一部を90日間猶予すると発表し、姿勢を軟化させたとの見方もあったが、利用者に配慮した先送りに過ぎず、制裁による影響は依然として大きい。市場では、「6月下旬の米中首脳会談までは方向性を決める答えは出ない」(準大手証券)との声は多く、一方向に傾けづらい面がある。21日にはOECD(経済協力開発機構)の世界経済見通しが公表されるが、下方修正となれば、相場の重しになり兼ねないだけに同指標にも注視する必要があろう。

 21日の日経平均株価は3営業日ぶりに小反落し、2万1272円(前日比29円安)引け。朝方は、米中貿易摩擦の激化懸念から、21日の米国株式が下落した流れを受け、軟化した。その後いったん持ち直したが、株価指数先物にまとまった売り物が出て下押し、下げ幅は一時140円を超えた。一巡後は、中国・上海総合指数のプラス浮上や、時間外取引の米株価指数先物高を支えに切り返し歩調となった。日銀のETF(上場投資信託)買いも期待され、上げに転じる場面もあった。一部では、「米中問題に絡む材料がどこから出てくるか分からず、やりにくい相場」(中堅証券)との見方もあった。

提供:モーニングスター社

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