株式新聞

2019年8月21日(水)

日経平均は10円高と小反発、先物売りに下げ転換の場面も=22日後場

 22日後場の日経平均株価は前日比10円92銭高の2万1283円37銭と小反発。朝方は、21日の欧米株高や円安・ドル高を受け、買い先行となり、一時2万1404円54銭(前日比132円09銭高)まで上昇した。株価指数先物売りに値を消した後、いったん持ち直したが、戻りは限定的。後場は再度先物売りに押され、下げに転じる場面があった。一部海外メディアが、トランプ米大統領は監視カメラメーカーなど5つの中国企業に米国技術の購入制限を検討していると報じ、売りにつながった。その後プラス圏に切り返したが、上値は重く大引けにかけて前日終値近辺で推移した。

 東証1部の出来高は12億334万株、売買代金は2兆930億円。騰落銘柄数は値上がり945銘柄、値下がり1097銘柄、変わらず99銘柄。

 市場からは「中国企業への米技術制限報道で機械的な売りが出たようだが、すでに伝えられた内容であり、追随する動きはなかった。ニュースフローに振らされる展開は続くとみられるが、悪い所は大分織り込んでおり、下値抵抗力は付きつつある」(国内投信)との声が聞かれた。

 業種別では、日水<1332.T>、マルハニチロ<1333.T>などの水産農林株が堅調。国際帝石<1605.T>などの鉱業株や、邦チタ<5727.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属も高い。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、アマダHD<6113.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も値を上げた。

 半面、ヤマトHD<9064.T>、西武HD<9024.T>などの陸運株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が軟調。JXTG<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も安い。

 個別では、アイドマMC<9466.T>がストップ高となり、第一精工<6640.T>、テンポイノベ<3484.T>、ビーグリー<3981.T>、フェイス<4295.T>などの上げも目立った。半面、すてきN<8089.T>、グレイス<6541.T>、日本ライフL<7575.T>、イーレックス<9517.T>、トラストT<2154.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、15業種が上昇した。

(イメージ写真提供:123RF)

提供:モーニングスター社

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