株式新聞

2019年6月16日(日)

来週の日本株の読み筋=こう着相場か、米中貿易問題の先行き不透明感引きずる

国内市況

株式

2019/5/24 17:22

 来週(27-31日)の東京株式市場は、こう着相場か。米中貿易問題の先行き不透明感を引きずり、積極的な売買は手控えられそうだ。米首脳会談は、6月28、29日開催の大阪G20サミット(主要20カ国・地域首脳会談)に合わせて行われる見通しで、それまでは大きな進展は期待しにくい。

 米政府による中国通信機器大手ファーウェイへの制裁措置をめぐって、このまま深刻化する流れが続けば、国際的なサプライチェーンへの打撃が避けられず、日本企業への影響も警戒される。もっとも、今回の懸念材料はいったん織り込まれた感もある。市場エネルギーには欠けるものの、下げ過程でも「日経平均は引け値で2万1000円を割り込まず、(24日は)14日同様に下ヒゲの陽線を引き、下値は堅くなってきたようだ」(準大手証券)との見方を引き出している。

 一方、トランプ米大統領が新天皇即位後初の国賓として来日(25日-28日)するが、市場では「安倍首相がアピールし、マーケットの期待につながれば良いのだが」(中堅証券)との声も出ていた。

 来週のスケジュールでは、国内で31日に4月失業率・有効求人倍率、4月鉱工業生産などが発表される。海外では27日が米メモリアルデーで、28日に米3月S&PコアロジックCS住宅価格指数、米5月CB消費者信頼感指数、30日に米1-3月期GDP改定値、31日に中国5月製造業PMIなどが予定されている。

 なお、24日の日経平均株価は小幅続落し、2万1117円(前日比33円安)引け。朝方は、23日の米国株安や円高・ドル安を受け、売り優勢で始まり、下げ幅は一時230円近くに達した。一巡後は、円伸び悩みや時間外取引での米株価指数先物高をにらみ、いったん持ち直したが、その後は上値が重くなった。後場は、日銀のETF(上場投資)買い観測を支えに株価指数先物買いを交えて下げ渋りの流れとなり、高値で引けた。

提供:モーニングスター社

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