株式新聞

2019年6月16日(日)

来週の東京外国為替市場見通し=トランプ大統領来日で、日米通商問題にも警戒

為替

2019/5/24 17:22

 予想レンジ:1ドル=108円50銭-111円00銭

 20日-24日の週のドル・円は、1ドル=110円を挟みもみ合い。週初20日は、日本の1-3月期GDP(国内総生産)が強い結果となったことから、リスクオンの円売りが優勢となる場面があった。21日は、中国通信機器大手ファーウェイへの米商品輸出禁止措置を一時的に緩和すると発表、米中通商問題への懸念が後退し、ドル・円は一段高となった。22日はアジア株の軟化や米金利低下を受け、ドル・円は上値の重い展開となった。FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公表されたものの、新規材料はなく、市場への影響は限定的だった。23日は米経済指標が弱い結果となり、ドル・円の上値を圧迫した。24日は日本株が軟調に推移する中、ドル・円の上値は抑制された。

 27-31日のドル・円は、米中通商問題懸念が引き続きメインテーマとなりそうだ。米国はファーウェイへの米商品輸出禁止措置を一時的に緩和したものの、問題は先送りにされた状態。引き続き、ドル・円の上値の重しとして意識されそうだ。25日から28日の日程では、トランプ米大統領が国賓として来日する。27日に行われる予定の日米首脳会談の中で日米通商問題も話し合われると見られ、ドル・円へ影響を及ぼす可能性もある。

 米経済指標では、1-3月期GDP改定値、4月個人消費支出などが発表される。米金利への影響を注視したい。また、中国では5月製造業PMI(購買担当者景気指数)が発表される予定。

 ドル・円の上値メドは111円ちょうど。25日移動平均線(110円67銭)、26週移動平均線(110円78銭)、13週移動平均線(110円96銭)と上値抵抗線が多く、突破するにはそれなりの材料が必要となる。下値メドは1月31日の安値108円50銭。

提供:モーニングスター社

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