株式新聞

2019年7月21日(日)

<新興国eye>前週のインド株、ノンバンクDHFL格下げを嫌気し4週ぶり反落=BRICs市況

新興国

2019/6/10 10:37

 前週(3-7日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の7日終値は前日比0.22%高の3万9615.9と3日ぶりに反発したが、週間ベースでは5月31日終値比0.25%安となり、4週ぶりに反落した。

 週明け3日の指数は反発して始まった。インド準備銀行(RBI)の金融政策決定会合を6日に控える中、前週に発表された1-3月期GDP(国内総生産)伸び率が前年比5.8%増と、4四半期連続で伸びが鈍化し4年超ぶりの低い伸びとなったことから利下げ期待が強まり、買い優勢となった。

 4日は反落。RBIの金融政策決定会合を休み明けに控え、様子見ムードが広がった。

 5日は「断食明け大祭」の祝日で休場。取引が再開された6日も値を下げ、続落となった。RBIが市場予想通り0.25ポイントの利下げ(政策金利5.75%)を決めたものの、ノンバンクの住宅金融大手デワン・ハウジング・ファイナンス(DHFL)が債務返済の遅れで信用格付け会社から相次いで同社のコマーシャルペーパー(CP)の格付けが引き下げられ16%近く急落。イエス銀行など金融セクターが売られた。

 週末7日は3営業日ぶりに反発した。前日売りを浴びた金融株が買い戻され、住宅金融大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)やインドステイト銀行などが値を上げた。

 今週(10-14日)のインド市場は、米国の中国・メキシコとの貿易協議などの地政学的リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定は12日の5月CPI(消費者物価指数)と4月鉱工業生産、14日の5月WPI(卸売物価指数)など。

<関連銘柄>

 上場インド<1549.T>、インドNIF<1678.T>、インドブル<2046.T>、

 インドベア<2047.T>、iSエマジン<1582.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

株式新聞オリジナルアプリ

株式関連ニュース・銘柄情報に特化した株式新聞のオリジナルアプリで、
いつでも最新の情報をチェックできる便利なアプリです。

  • Google Play
  • App Store
▲ページTOPへ