米5月小売売上高、前月比0.5%増―3カ月連続増加で4月上方改定

経済

2019/6/17 10:09

<チェックポイント>

●自動車と園芸・建築資材、家電が増加し全体押し上げ

●自動車とガソリン除いた実質は前月比0.5%増―4月は同0.3%増

●コア小売売上高、前月比0.5%増に加速―市場予想上回る

 米商務省が14日発表した5月小売売上高(季節・営業日調整後)は速報値ベースで前月比0.5%増の5190億ドルと4月の同0.3%増(改定前は同0.2%減)に続いて3カ月連続の増加となった。市場予想の同0.7%増を下回ったが、4月実績値が前回発表時の減少から増加に上方改定されており、米景気に対する過度の懸念がやや後退した。

 前年比は3.2%増と、4月の同3.7%増(改定前は同3.1%増)を下回ったが、それでもこの3カ月間(3-5月)の売上高では前年比3.6%増と、4月時点の3カ月間(2-4月)の同3.2%増から伸びが加速している。

 5月の内訳を前月比でみると、全13業種のうち、11業種で増加し、2業種で減少した。自動車・同部品は前月比0.7%増と、4月の同0.5%減から増加に転じ、園芸・建築資材も同0.1%増(前月は0.6%減)、家電も同1.1%増(同1.3%減)と持ち直した。オンライン小売は同1.4%増(同0.5%増)、ヘルス・パーソナルケアは同0.6%増(同0.2%増)、飲食・レストランは同0.7%増(同0.3%増)と軒並み堅調。スポーツ用品・趣味・楽曲・書籍は同1.1%増(同1%増)となった。

 一方、ガソリンスタンドは同0.3%増と、前月の同2.1%増から伸びが急速に鈍化した。家具も同0.1%増(同0.6%増)に減速したほか、飲料水・食品の販売小売店は同0.1%減(同0.2%増)、百貨店は同0.7%減(同0.8%増)と減少に転じた。

 5月全体の小売売上高から月ごとに変動が激しいガソリンスタンド自動車・同部品を除いた実質の小売売上高は同0.5%増(4月は同0.3%増)と伸びが加速。建築資材や飲食レストランも除いた、いわゆる“コア小売売上高”(コントロール・グループ)は同0.5%増と、4月の同0.4%増や市場予想を上回った。これは4-6月期GDP(国内総生産)の約7割を占める個人消費の伸びが強まることを意味する。

<関連銘柄>

NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、SPD500<1557.T>、国際VX中先<1561.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

株式新聞オリジナルアプリ

株式関連ニュース・銘柄情報に特化した株式新聞のオリジナルアプリで、
いつでも最新の情報をチェックできる便利なアプリです。

  • Google Play
  • App Store
▲ページTOPへ