<新興国eye>前週のインド株、米中貿易摩擦激化懸念や原油高で続落=BRICs市況

新興国

2019/6/17 10:24

 前週(10-14日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の14日終値は前日比0.73%安の3万9452.07、週間ベースでは7日終値比0.41%安となり、続落した。

 週明け10日の指数は買い優勢で始まり、11日も値を上げ3営続伸した。前の数末にトランプ米大統領がメキシコに対する5%の制裁関税を中止する意向を示したことや、米5月雇用統計の弱い結果を受け、米利下げ観測が強まったことが買い材料となった。

 12日は4日ぶりに反落し、週末14日まで3日続落した。

 12日は、トランプ大統領が「米中貿易協議は急がない」と強硬姿勢を示したことが嫌気されアジア市場が下落しインド市場でも売りが強まった。

 13日は、前日引け後発表のインド5月CPI(消費者物価指数)が前年比3.5%上昇と、7カ月ぶりの高い伸びとなったことや、米中貿易摩擦の激化懸念、香港の大規模市民デモなどが嫌気された。

 14日は中東・オマーン沖のホルムズ海峡で起きた2隻の原油タンカーへの魚雷攻撃などで原油価格が急伸したことを受け、原油輸入国であるインド市場ではインディアン・オイルやバーラト・ペトロリアムなどの石油精製大手が急落し、指数の下げを主導した。

 今週(17-21日)のインド市場は、米中貿易協議などの地政学リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定は19日のマネーサプライ(M3)や21日の銀行貸出・預金残高など。

<関連銘柄>

上場インド<1549.T>、インドNIF<1678.T>、インドブル<2046.T>、インドベア<2047.T>、iSエマジン<1582.T>

提供:モーニングスター社

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