日経平均は42円高と続伸、下げ転換後は持ち直す、SQ日の売買代金2兆円割れは2年ぶり=12日後場

 12日後場の日経平均株価は前日比42円37銭高の2万1685円90銭と続伸。朝方は、11日のNYダウの最高値更新や円安・ドル高を支えに買いが先行し、2万1720円14銭(前日比76円61銭高)と高く寄り付いた。その後、株価指数先物売りを交えて下げに転じ、一時2万1589円83銭(同53円70銭安)まで軟化する場面もあった。決算悪の安川電<6506.T>が下落し、周辺銘柄に売りが広がり、重しとなった面もある。一巡後は、プラス圏に持ち直し、大引けにかけて底堅く推移した。中国・上海総合指数が堅調となり、支えとして意識された。

 この日算出の日経平均先物ミニ・オプション7月限のSQ(特別清算指数)値は2万1742円57銭。東証1部の売買代金は1兆7891億円とSQ日としては17年7月以来2年ぶりの2兆円割れとなり、出来高は10億2974万株。騰落銘柄数は値上がり703銘柄、値下がり1356銘柄、変わらず91銘柄。

 市場からは「SQ売買は盛り上がりがなく、週末に3連休前で様子見気分だ。買い上がる材料は見当たらず、決定的な懸念材料もない。ただ、指数自体は煮詰まっており、いずれどちらかに動き出すのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、HOYA<7741.T>、テルモ<4543.T>などの精密株が堅調。ファストリテ<9983.T>、ローソン<2651.T>などの小売株も買われた。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、サカタのタネ<1377.T>、ホクト<1379.T>などの水産農林株も引き締まった。

 半面、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が軟調。アシックス<7936.T>、バンナムHD<7832.T>などのその他製品株や、楽天<4755.T>、電通<4324.T>などのサービス株も売られた。アマダHD<6113.T>、DMG森精機<6141.T>などの機械株も安い。

 個別では、いちご<2337.T>、ディップ<2379.T>、ユニゾHD<3258.T>、タマホーム<1419.T>、東洋電<6505.T>などの上げが目立った。半面、IMAGIC<6879.T>、デザインワン<6048.T>、BEENOS<3328.T>、日本エンタ<4829.T>、ダイジヱット<6138.T>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、19業種が下落した。

(イメージ写真提供:123RF)

提供:モーニングスター社

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