「投信EXPO2019」9月14日に開催決定、30社以上の運用会社が参加

投信EXPO

2019/8/22 17:31

 国内最大規模の資産運用イベント「投信EXPO2019」が今年も東京・六本木の東京ミッドタウンを会場にして、9月14日(土)(受付開始9:30、開演10:00、閉会16:20)に開催される。日本の資産運用の現状を一日で把握する絶好の機会として定着し、昨年は2700人を超える来場者でにぎわった。今年も国内外の資産運用会社30社以上が参加し、旬のテーマでセミナーを開催するとともに、ブースを出して運用商品などについての疑問に直接答える。今年の基調講演は、慶應義塾大学名誉教授で東洋大学教授の竹中平蔵氏とモーニングスター代表取締役社長の朝倉智也が務める。

 「投信EXPO2019」は、国内で投資信託を提供する内外の運用会社が、さまざまな投資のアイデアを提案する。運用商品は、高いリターンを求めれば、それだけ大きなリスクを負うことになる。資産運用の重要な手段である株式投資は、時に、大幅な下落に見舞われることもある。そのようなリスクも考えた上で、今、どのような運用を進めればよいのか、内外一流の運用会社の意見を聞くことは大きな参考になるだろう。「投信EXPO2019」では、一日で幾つもの運用会社から、異なる立場での話を聞くことができる。複数の意見を聞いた上で、自分に合った運用を見つけたい。

 また、基調講演では、竹中平蔵氏が「令和時代の日本経済と投資戦略」をテーマに、日本の将来像について講演する。そして、最後を締めくくる朝倉智也の講演は、常に一般の消費者の目線で、「今なにをすべきか」について投資経験のない人にも分かりやすく説明してもらえると、毎年楽しみに聴講に来る人がいるほど好評だ。

 今年もEXPOの参加者特典である豪華賞品が抽選で当たるスタンプラリーを開催。また、先着1000人に朝倉智也の新しい著書「お金の未来年表」をプレゼントする。そのほか、今年は会場に来られない人に向けて、各社の講演をインターネットでライブ配信する(視聴にはホームページから事前登録が必要)。

 「年金2000万円不足問題」が、資産運用の必要性を強く意識させる結果になった。しかし、資産運用の方法は、人それぞれだ。特に、これから資産運用を始めてみたいと考える人は、特定の話を一つ聞くのではなく、さまざまな運用についての考え方を聞くことができる「投信EXPO2019」のような機会を通じて、まずは、広く情報を集めることから始めたい。

 参加申し込みは、下記モーニングスターの公式ホームページの専用サイトから。参加費は無料。

http://www.morningstar.co.jp/event/1909semi/ms/index.html

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