デクセリアル、200日線接近――反射防止フィルムが好調

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2019/8/1 17:30

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 デクセリアルズ(4980)が今3月期第1四半期の好決算を受け急浮上した。ディスプレーを見やすくする「反射防止フィルム」が収益をけん引する一方、今後は5G(次世代高速通信システム)関連製品の拡大期待も高まる。株価は長期線に接近し、新局面入りも視野に入った。

 7月31日に発表した第1四半期の連結営業利益は、前年同期比2.4倍の9.6億円に拡大した。ノートパソコン(PC)向けに、反射光を抑制することで視認性を高める反射防止フィルムが伸びている。大口顧客のモデル展開が需要を押し上げた。

 同社は一昨年から昨年にかけて同フィルムの生産能力を倍増した。主力の栃木事業所はフル稼働状態が続いている。PCに加え、ディスプレーの搭載数増と大型化による車載ニーズも膨らみつつある。

5G向け部材も成長性大

 一方、足元では厳しいもう一つの収益源の電子材料も、中期的には5Gの基地局に使う熱伝導シートの成長性が大きい。米中貿易摩擦については「これまでのところ影響は薄い」(同社IR担当者)といい、通期の営業利益は41億円(前期比10%増)を計画する。

デクセリアル

 株価はこの日、前日比9.5%高の792円まで上昇した。昨年2月末に割り込んだままの200日移動平均線が近づき、抵抗線突破による反発色の強まりが予想される。

(イメージ写真提供:123RF)

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