明日の日本株の読み筋=為替にらみで神経質な展開か

国内市況

株式

2019/8/7 17:23

 あす8日の東京株式市場は、為替にらみで神経質な展開か。7日の東京外国為替市場で、円相場は再び1ドル=105円台をのぞき、円高・ドル安への懸念を引きずっている。市場では、「米利下げ期待を背景に円高への警戒感は根強く日本株は買いにくい」(国内投信)との声も聞かれた。一方、中国人民元相場の行方も注視される。中国人民銀行は7日、人民元の基準値を1ドル=6.9996元(前日は6.9683元)と元安・ドル高水準に設定し、発表直後の日本株の反応は乏しかった。ただし、中国政府として防衛ラインと見られる1ドル=7元に急接近したことで、不透明感が増しつつある。仮に元安誘導を進めれば、中国を為替操作国に認定した米国が対中制裁を強める可能性があり、元の基準値リスクを抱えていると言えよう。

 7日の日経平均株価は4営業日続落し、2万516円(前日比68円安)引け。朝方は、売りが先行した。6日の米国株式は大幅反発したものの、日本時間7日の時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移し、警戒された。円高・ドル安歩調とともに下げ幅を拡大し、前場終盤には下げ幅が170円を超えた。一巡後は、押し目買いに下げ渋ったが、戻りは限定された。一部では、「前週末から大きく下げ、自律反発の可能性もあるが、2万円攻防の可能性もある」(中堅証券)とし、調整離脱にもたつくケースも指摘された。

提供:モーニングスター社

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