<飛躍期待の中小型株>高松機械、2期連続の最高益が濃厚

株式

2019/8/14 17:43

 CNC旋盤、自動車部品加工、IT関連製造装置などを手掛ける高松機械工業<6155.T>は、前3月期に連結売上高226億5000万円、経常利益25億円、純利益17億800万円と11年ぶりに最高益を更新した。今のところ、米中貿易摩擦による悪影響はほとんど出ていないが、同社は今後もその推移を慎重に注視していきたいという。

 今期は受注残が187億円と高水準、フル生産が続いていて2期連続で最高益更新が濃厚だ。8月9日に発表した第1四半期決算では、経常利益が前年同期比で26.8%増、純利益が25.8%増だった。会社予想の通期売上高238億3500万円、経常利益25億7900万円、純利益18億1900万円は保守的だ。

 先週末の終値は858円、PERは5.1倍、PBR(株価純資産倍率)は0.6倍であるが、認知度が低いゆえに割安に放置されていると考えられる。会社側も好業績の割に株価が安いことは意識しているとのことで、同社の知名度アップに努めていきたいとしている。レーティングでカバーする証券会社が1社でも現れれば、目標株価(1200~1300円)を突き抜ける可能性もあるだろう。

想定保有期間:6カ月~1年

買いのレンジ:800~900円

目標株価:1200~1300円

損切り株価:なし

提供:モーニングスター社

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