日経平均は144円高と続伸、先行き不透明感などから積極的に上値を追う動きはみられず=19日後場
19日の日経平均株価は、前週末比144円35銭高の2万563円16銭と続伸して取引を終了した。朝方から買いが先行し、午前9時6分には、同215円09銭高の2万633円90銭と、きょうの高値を付ける場面がみられた。その後は、手掛かり材料難のなか、戻り待ちの売りに押され上値が重い展開が続いた。後場は買い先行でスタートしたものの、先行きへの不透明感などから、積極的に上値を追う動きはみられず、手控えムードのなか、動意薄の状況が続いた。東証1部の出来高は9億499万株、売買代金は1兆5433億円。騰落銘柄数は値上がり1518銘柄、値下がり515銘柄、変わらず117銘柄だった。
市場では「先行き不透明感が強いなか、主力銘柄は手掛けづらいことから、材料の出た銘柄や好業績銘柄などへの個別物色が中心になりそう」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、出光興産<5019.T>、JXTG<5020.T>などの石油石炭製品株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券株が上昇。三井不<8801.T>、住友不<8830.T>などの不動産株や、7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株も高い。大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株や、AGC<5201.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株も堅調。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株も上げた。東証業種別指数は、31業種が上昇、サービズとゴムの2業種が下落した。
個別では、ワイヤレスG<9419.T>、KLab<3656.T>、enish<3667.T>、ショーケース<3909.T>、リニカル<2183.T>などが上昇。半面、神戸物産<3038.T>、インターアク<7725.T>、YACHD<6298.T>、ワタミ<7522.T>、物語コーポ<3097.T>などが下落した。
(イメージ写真提供:123RF)
提供:モーニングスター社
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