<相場の読み筋>8月21日

2019/8/21 7:28

 20日の米国株式は、NYダウが前日比173.35ドル安の2万5962.44ドルと4日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同54.252ポイント安の7948.560ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場7億300万株、ナスダック市場が16億7239万株だった。イタリアのコンテ首相が辞表を提出し、同国の政情不安から欧州の主要株価指数が下落。米国では、7月開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事要旨が21日に公表されるほか、23日には米ジャクソンホールでの経済シンポジウムが開催される。議事要旨の内容やシンポジウムでのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の対応をみたいとして、手控えムードが広がった。NYダウ採用銘柄では、ダウ(旧ダウ・デュポン)やアメリカン・エキスプレス、ユナイテッドヘルスなどが、値下がり率の上位に入っている。

 21日の東京株式は反落後、もみ合いとなりそう。直近は堅調な地合いに支えられ、戻りを試す場面もみられたが、現地20日の欧米株安を受け、売りが先行するとみられる。売り一巡後は、日経平均株価の5日線(20日時点で2万543円)や、心理的なフシ目の2万500円などが下値として意識されそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半(20日終値は106円46-47銭)とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の後半(同117円86-90銭)と小動き。対ドルで円高の方向に進む動きとなった場合、輸出関連銘柄への重しとなりそう。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、ファナック<6954.T>、ホンダ<7267.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比180円安の2万480円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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