Gunosyが3日ぶり反発、SMBC日興証は「1」に引き上げ、目標株価は2150円に引き下げ

株式

2019/8/23 15:55

 Gunosy<6047.T>が3日ぶりに反発。SMBC日興証券では22日付で、投資判断を「2」(中立)から「1」(アウトパフォーム)に引き上げ、目標株価は2250円から2150円に引き下げている。

 目標株価の微調整は、(1)19年5月期実績を受けて20年5月期―23年5月期の業績予想を見直し、24年5月期の業績予想を新たに追加したこと(2)日本株リスクプレミアムの上昇によりWACCを6.4%から6.7%に引き上げたこと――が背景となっている。

 また、19年5月期決算発表後、株価は20.6%下落した経緯があるが、これは主力情報キュレーションアプリ「グノシー」の再成長を目的としたマーケティング投資により20年5月期会社側計画が株式市場の想定以上に大幅な営業減益を見込むことから、投資効果への懸念が広がったことが背景と考えるとコメント。株式市場の反応は過度に保守的であり、21年5月期に大幅営業増益となる確度は依然として高いとみることから、「1」に引き上げるとしている。

 マーケティング投資への懸念を払拭する株価カタリストとして、(1)Gunosy AdsのMAU成長率(2)Gunosy Adsの売上高成長率――に注目したいとしている。

 同証券では連結営業利益について、20年5月期14億5000万円(前期比37%減、会社側計画は10億円)、21年5月期36億8000万円、22年5月期40億8000万円、23年5月期43億1000万円、24年5月期42億1000万円と試算している。

 23日終値は、前日比50円高の1397円。

提供:モーニングスター社

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