26日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値の重い展開か

為替

2019/8/26 8:38

ドル・円予想レンジ:1ドル=104円20銭-105円20銭

 26日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。中国政府が23日に米国による制裁関税「第4弾」への報復を発表。トランプ米大統領が中国への対抗措置を警告しており、米中貿易摩擦の激化が嫌気されてリスク回避の動きが加速。週明けには1ドル=105円を割り込んだ。円買いはいったん収まっているが、トヨタ<7203.T>などは20年3月期第1四半期の決算発表時に前提為替レートを106円としており、円高進行を嫌気した売りが株式市場でも強まるとみられ、日経平均株価の動向次第ではさらに下値を探る恐れもある。

<主な経済指標・イベント>

国内:6月景気動向指数改定値

米国:米7月耐久財受注額

欧州:独8月Ifo企業景況感指数

その他:フィリピン市場が休場、ロンドン市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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