日経平均は180円程度高、買い一巡後も堅調な展開=12日寄り付き
12日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前日比180円程度高い2万1770円前後で推移する。午前9時3分には、同222円20銭高の2万1819円96銭を付けている。きのう11日も堅調な展開だったことや、現地11日の米国株式が上昇したことに加え、トランプ米大統領が、10月1日から予定していた中国からの輸入品2500億ドル(約27兆円)分に対する関税の25%から30%への引き上げについて、15日まで延期するとツイート。米中貿易対立の緩和が期待され、時間外取引での米株価指数先物が上昇し、買いを誘ったようだ。買い一巡後も為替相場が円安に振れていることなどもあり、堅調な展開が続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比105円高の2万1665円だった。
業種別では、大日印<7912.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が上昇。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も高い。日立<6501.T>、ソニー<6758.T>などの電機株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株も堅調。中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株や、SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株も上げている。
個別では、バリューコマース<2491.T>、エニグモ<3665.T>、Wスコープ<6619.T>、ヤフー<4689.T>、くら寿司<2695.T>などが上昇。半面、GMOPG<3769.T>、正栄食<8079.T>、アトラ<6029.T>、コーセル<6905.T>、日東網<3524.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=108円前後(11日終値は1ドル=107円80-81銭)、1ユーロ=118円台の後半(同118円94-98銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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