ソフトバンク、新料金プランに批判相次ぐ

株式

2019/9/12 11:13

 新たな料金プランを発表したソフトバンク<9434.T>に対して、批判的な声が上がっている。

 同社は端末販売において、機種代金の支払いが実質半額になるプランを9日に発表。48回払いで機種を購入し、2年経過後に同社が指定する機種に乗り換えた場合、残りの代金が免除されるシステムを打ち出している。

 これに対して、総務省が11日に開催した携帯電話料金に関する有識者会議では、同プランがソフトバンクの回線契約にこだわらないとしながらも、購入後100日間は同社との契約でしか使えないSIMロックがかかることに批判が集中。今後、総務省がSIMロックの解除を求めるとの観測もあり、当面は緊迫したやり取りが続きそうだ。

 ソフトバンクの12日の株価は前日比0.7%高(1516.5円)で寄り付いた後、もみ合いに転じている。親会社のソフトバンクグループ<9984.T>の株価は小幅高の後にマイナス転換した。

提供:モーニングスター社

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